武器輸出規制の緩和、スパイ防止法、国旗損壊罪……。戦後平和主義からの転換とされる政策が続くなか、慶應義塾大学法学部教授の片山杜秀氏は今日の政治状況について、「全体主義化した昭和10年代に似ている」と警鐘を鳴らします。片山氏が気鋭の政治学者・田中駿介氏 ...
こんにちは,有斐閣書籍編集第二部です。 昨年1月,ストゥディア・シリーズの一冊として『日本政治史』を出版しました。 日本政治史 -- 現代日本を形作るもの| 有斐閣 戦前期を中心に扱う日本政治史のテキスト。私たちが暮らすこの日本は,どのように ...
本書は平成に入ってからの政権中枢をめぐる政治家たちの決断と確執に焦点を合わせた壮大なドキュメントである。かつて派閥政治華やかなりし頃、自民党戦国史ものといった本が多数出版されたが、そうした日本の政治報道の独特な系譜を継承する面を ...
ドキュメント平成政治史(1)崩壊する55年体制(2)小泉劇場の時代 [著]後藤謙次 目下の日本の政治はほとんど戦前の大政翼賛会の様相を呈してきた。過去の自民党の体質を知る人々も、保守主義の変質、リベラリズムの衰退、寛容さや多様性の ...
国内政治に対する歴史的なアプローチである。 しかしながら、歴史学と政治学との隣接領域にあって、 政治学における一部門という捉え方にもなっていると思われる。 そのことは、近代日本における政治システムの多くが欧米から移入されたものであり ...
放送大学の教科書である。 『日本政治思想史』(原武史 著放送大学教育振興会) 『日本政治思想史』(原武史 著 放送大学教育振興会) 定価:本体2800円+税 日本政治思想史? 大学の教科書? 「何でそんな本を取り上げるの?」といった声が聞こえてきそうだ ...
「メディアと政治」の共犯関係が構築された2000年代 日本社会が本格的に変化し始める「移行と試行錯誤の時代」と評したが、ポスト昭和、つまり平成の時代が本格化するための試行錯誤がなされていた2000年代。 この時期は、小泉純一郎に代表される「劇場 ...
フェミニストたちの政治史―参政権、リブ、平等法[著]大嶽秀夫 本書は、19世紀から現代にいたるフェミニズム運動の軌跡を辿(たど)る。 興味をひかれるのは、フェミニズムが、20世紀半ばまでは、社会民主主義と親和的だったのに対して、70 ...
岡義武『転換期の大正』(岩波文庫、1070円)、同『近代日本の政治家』(岩波文庫、1070円)は名著復刻と呼ぶべきだろう。岡義武(1902〜90年)は戦前・戦後をとおして、近代日本政治史研究の第一人者として知られる。多くの著作のなか ...
2000年代の政治と言葉を考えるにあたって、さしあたり長期政権だった小泉内閣とそれ以外をわけて考えられる。 小泉内閣は新しい政治と言葉の使い手だった。小泉は小選挙区制がはじめて導入された96年の総選挙に勝利した橋本龍太郎に2001年の自民党総裁 ...
「ネオ55年体制」超克のためには 今から約三十年前、大規模な政治改革が行われた。多くの人は、自民党支配の終焉(しゅうえん)と二大政党制の成立を予想した。ところが現在、自民党は再び圧倒的な優位に立っている。一体、なぜなのか。本書は ...
政治家や軍人の日記などを発掘し、昭和戦前期の政治史研究をリードした歴史学者で東京大名誉教授の伊藤隆(いとう・たかし)さんが8月19日、複数の疾病による合併症のため死去した。91歳だった。葬儀は近親者で行った。 戦前期の政治を中心に、史料に ...