おたふくかぜウイルス(MuV)は細胞に感染すると封入体と呼ばれる膜のない構造体を形成し、その中でウイルスRNAを合成します。今回、この封入体形成に宿主細胞のグアニン四重鎖構造を持つRNAが重要な役割を持つことを明らかにしました。 MuVの封入体の形成 ...
1970年代初頭から不明であったQβウイルス注1) の宿主(しゅくしゅ)注2) である大腸菌の翻訳因子の役割を解明 宿主翻訳因子がウイルスRNA注3) 合成酵素複合体の活性部位構造形成を促進 宿主翻訳因子がウイルスRNAの合成伸長 ...
-生物進化の解明とRNA利用拡大の道を開く- JST目的基礎研究事業の一環として、大阪大学微生物病研究所の朝長 啓造准教授らは、ヒトなどさまざまな哺乳動物のゲノム内にRNAウイルスの1種であるボルナウイルス注1) の遺伝子が取り込まれ ...
脇田 寛泰(研究当時:東京大学アイソトープ総合センター・大学院薬学系研究科 修士課程大学院生) 川田 健太郎(東京大学アイソトープ総合センター 特任助教) 山地 雄大(東京大学アイソトープ総合センター・大学院薬学系研究科 修士課程1年生) 服部 ...
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 転写制御構造生物学研究チームの関根 俊一 チームリーダー、大澤 拓生 研究員らの研究チームは、RNAウイルスの一種であるデングウイルス[1] のゲノム複製を担う「RNAレプリカーゼ[2] (RNA複製酵素)」の立体 ...
RNAウイルスなど外来のRNAを感知し、自然免疫系を刺激する機序の一端がこのほど明らかになった。RNAの巻き方が自己と非自己のRNAを見分けるというもので、通常は右巻きとなる2本鎖RNAが一部左巻きになることで適切なRNAの編集が起こり、自己のRNAとして自然 ...
グアニン四重鎖構造を持つRNAがおたふくかぜウイルスのRNA合成の場を提供する ――おたふくかぜウイルスの封入体形成機構の理解―― 【発表のポイント】 おたふくかぜウイルス(MuV)は細胞に感染すると封入体と呼ばれる膜のない構造体を形成し、その中 ...
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)が広がり、世界中が対応に追われている。このSARS-CoV-2はコロナウイルス科の一種で、プラス 1本鎖RNAウイルスに分類される。ウイルスの分類や構造、増殖の仕方などについて、長年、RNAウイルスの研究 ...
千葉大学大学院理学研究院の佐々彰准教授と同大融合理工学府博士後期課程2年の赤川真崇氏は、神戸大学バイオシグナル総合研究センターの菅澤 薫教授との共同研究で、活性酸素種(ROS)(注1)によるRNA(注2)の損傷が、新型コロナウイルス(以下、SARS ...
コロナウイルスやフラビウイルス、アルファウイルスのような一本鎖プラス鎖RNAウイルスは、宿主細胞内にウイルスが作り出した膜性細胞小器官の内部で転写と複製を行う。このような細胞小器官を形成するためにウイルスが行う宿主細胞膜の改造は ...
産業技術総合研究所(産総研)は8月10日、ウイルスの「RNA合成酵素」がゲノムRNAの複製に必須な、RNA合成終結時にRNA末端へ「アデノシン」を付加するメカニズムを明らかにしたと発表した。 成果は、産総研 バイオメディカル研究部門 RNAプロセシング研究 ...